何げなく食べているリンゴ。デザートとして食べたり、風邪をひいた時に食べたり。甘くてシャキシャキしていて美味しいですよね!
そんなリンゴの”秘密”知りたくないですか?🍎
Contents
体にいい「りんご」の食べ方!
①皮をむかない!
りんごの皮や、皮の近くには、果肉よりも食物繊維やビタミンCなどがあるんです!そしてそれらは、
・生活習慣病予防
・高血圧予防
・便秘改善
・整腸作用
・貧血予防
・太りすぎ予防
などの効果があります。
リンゴに含まれるポリフェノールの一部である「アントシアニン」も皮やその付近に多く含まれていて、皮を食べることは非常に健康に良いとされています!
②そのまま食べる!
煮たり、焼いたりしてしまうと、せっかくの栄養が飛んで行ってしまいます。
そのため、切って食べるか、かぶりついて食べるようにしましょう!
③便秘や下痢にはすりりんご!
下痢になった時は、りんごを皮ごとすりおろして食べるのがおすすめです。
また、便秘になった時は皮ごとすりおろしたりんごの搾り汁を、食前に飲むと効果的です。(特に朝食30分前)
りんごの正しい洗い方と保存方法!
「農薬などの体に良くないものがついていないか心配!」
「りんごってどう保存するのが正解なの?」という声をよく聞きます!
そこで正しい方法をご紹介します。
りんごの洗い方
スポンジを使って表面を水でしっかり洗い流すのがベストです!もし、スポンジが無い場合は手で洗い流しましょう!ゴシゴシしすぎると表面が傷ついてしまうのでほどほどに。
皮のベタベタが気になる!
品種によって皮がベタベタするものがあります。これは品種の持つ資質によるもので、熟されることで分泌されるリノール酸やオレイン酸が、表皮のろう物質を溶かしている現象です。そのため、ベタベタは悪いものではなく、熟している証拠なのです!(ジョナゴールドなどに見られる)
りんごの保存方法
リンゴは一つずつラップをして野菜室に入れるのがコツです。低温で湿度が高い状態にすることで、長持ちさせることができます。割とすぐ食べるよという時は、ビニール袋に入れて冷暗所に保存するのが良いでしょう。
りんごにはどんな栄養がある?
・カルシウム
体内のカルシウムは、99%は骨と歯、1%が血液などの体液や筋肉などにあります。この1%のカルシウムが出血を止めたり、神経の働きや筋肉運動など、生命の維持、活動に重要な役割を果たしています。そのため、いつも骨にカルシウムを蓄えているのです。
・カリウム
体内のカリウムの98%は細胞内、2%が血液中などの細胞内にあり、体液の浸透圧調整、筋肉の収縮、神経伝達という役割を持っています。カリウム不足になると、消化管や筋肉、腎臓、神経系に障害を受けやすくなります。
・鉄
70%が血液中の赤血球を作っているヘモグロビンの成分になる、25%は肝臓などに貯蔵されています。ヘモグロビンは呼吸によって取り込んだ酸素と結びつき、酸素を体中に運ぶ役割をしているので、鉄が不足すると貧血になり、めまいなどを起こしやすくなります。
・食物繊維
水に溶けやすく、水に溶けるとゼリー状になります。省庁での栄養素の吸収の速度を緩やかにし、食後の血糖値の上昇を抑える効果があります。また便秘解消にも効果があります。
<食後の血糖値上昇が良くない理由>
血糖値が低下せず140㎎/dL以上の高い値が続く状態を「食後高血糖」といい、重大な合併症、動脈硬化、認知機能低下を引き起こす危険性があります。食後直ぐに、ゆっくりとした歩行を行うことで血糖値の上昇を34%軽減させることができると実験で証明されています。
・ビタミンC
アスコルビン酸ともいわれ、骨や腱などのコラーゲンの生成に必須の物質です。不足すると、コラーゲンが合成されないため、血管がもろくなり出血を起こします。また、がんや動脈硬化の予防、老化予防に効果的であることも分かっています。
・リンゴ酸
オキシコハク酸ともいわれ、リンゴから見つかったのでリンゴ酸なんだとか。クエン酸サイクルを活発にするので、疲れやすさを解消し、疲労回復を促す働きがあります。
・クエン酸
人間の細胞内にある「ミトコンドリア」の中では、体を動かすためのエネルギーを生成する「クエン酸回路」という化学反応が日々行われ、クエン酸はこの「クエン酸回路の」中心的な役割を担っています。疲労物質である乳酸を分解したり、酸味が食欲を増進させたりします。
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